偏差値だけじゃない!中学受験の志望校選びで本当に大切なこと

中学受験

「偏差値だけで選んで後悔した…」という声、意外と多い!

中学受験において、志望校を選ぶ基準のひとつとして「偏差値」がよく挙げられます。

うちの子の偏差値ならこの学校が妥当かな?

この学校、偏差値は低いけど大丈夫かな?

志望校の偏差値が足りないから、もう少し下げようか?

こうした会話は、塾の先生や親同士の間で日常的に交わされるものです。

確かに偏差値は「学力の目安」として参考になりますし、多くの受験生が意識するのも無理はありません。

しかし、偏差値だけで学校を決めた結果、「こんなはずじゃなかった…」と後悔する家庭が意外と多いのも事実。

偏差値は合っていたのに、校風が合わず退学

Aさんの息子さんは、偏差値65の進学校に合格しました。

「この偏差値ならこの学校が妥当」と考え、特に深く検討することなく受験を決めたそうです。

しかし、入学後に待っていたのは、予想以上に厳しい学習環境。

• 宿題が毎日大量に出る

• 授業のスピードが速すぎてついていけない

• 友達同士でも成績競争が激しく、成績が悪いと先生の評価も厳しい

「勉強は好きだったけど、こんなにピリピリした雰囲気だとは思わなかった…」と、息子さんは次第に元気をなくしていきました。

結局、2年生の途中で退学し、別の学校へ転校することに。

Aさんは「もっとのびのびした学校を選んであげればよかった」と後悔したそうです。

偏差値は低めだったけど、実はすごく合っていた!

一方で、Bさんの娘さんは、模試の偏差値よりも低めの学校を選びました。

塾の先生からは「もっと上を狙える」と言われたものの、文化祭での生徒の雰囲気がとても良く、先生の教育方針にも共感できたため、あえて偏差値を優先せずに決めたそうです。

結果、大正解!

入学後も楽しく通い、先生のサポートも手厚く、高校受験なしで大学附属の内部推薦を取ることができました。

「偏差値だけを見ていたら、違う学校を選んでいたと思う。子どもに合う学校を選ぶことが大切だと実感しました」とBさんは語ります。

偏差値だけで決めるとミスマッチが起こる理由

中学受験は、「学力」だけでなく「学校の雰囲気」や「教育方針」が子どもに合っているかどうかが非常に重要です。

偏差値だけで選ぶと、「合格したけど合わなかった」「こんなはずじゃなかった」ということが起こりやすくなります。

では、具体的にどのようなポイントを見て志望校を選ぶべきなのでしょうか?

偏差値だけじゃない!志望校選びで本当に大切な5つの視点

1. 学校の教育方針・カリキュラムは合っているか?

学校ごとに授業の進め方や学習スタイルは大きく異なります。

例えば…

スパルタ型の進学校(例:開成、桜蔭、駒場東邦など)

• 授業の進度が速く、宿題や課題が多い

• 自主的に勉強できる子向け

• 定期テストの成績が厳しく評価される

のびのび型の学校(例:三田国際、広尾学園など)

• 自由な校風で、探究学習が多い

• 一方的な講義ではなく、生徒参加型の授業が多い

• 試験の成績よりも、プレゼンやディスカッションを重視

大学附属校(例:早稲田、慶應、青山学院など)

• 高校受験なしで、そのまま大学へ進学可能

• 学校の成績をしっかり取ることが重要

• 受験勉強よりも、部活や課外活動を重視する傾向

お子さんの性格や学習スタイルに合ったカリキュラムを選ぶことが大切です。

2. 学校の雰囲気・校風が合うか?

同じ偏差値帯の学校でも、校風はまったく異なります。

例えば、自由な校風の学校では…

制服なし・髪型自由

文化祭や体育祭が生徒主導で盛り上がる

部活や課外活動が活発

一方、厳格な学校では…

校則が厳しく、生活指導が徹底されている

授業中の私語禁止、先生の指示に従うスタイル

試験の成績が細かく管理される

お子さんの性格に合わないと、学校生活が窮屈に感じてしまうこともあります。

「6年間通い続けたい!」と思える学校かどうか?を、文化祭や説明会でしっかり確認しましょう。

3. 部活動や課外活動が充実しているか?

「中学受験=勉強」になりがちですが、部活や課外活動の充実度も志望校選びでは重要なポイントです。

• 運動部の強豪校か?(サッカー、野球、バスケなど)

• 文化部の活動が盛んか?(吹奏楽、演劇、美術など)

• 海外研修や留学プログラムがあるか?

お子さんが「やりたいこと」ができる環境かどうかも、学校選びの大事な要素になります。

4. 通学時間やアクセスのしやすさも考慮すべき!

中学受験では「通学時間」も重要なポイントになります。

偏差値やカリキュラムが魅力的でも、通学に片道1時間以上かかると、子どもにとって大きな負担になります。

通学時間が長いと起こる問題

朝が早く、睡眠時間が削られる

• 朝6時起き→7時の電車→8時登校…という生活になると、体力的に厳しくなる

帰宅が遅くなり、家庭学習の時間が減る

• 部活があると帰宅が20時過ぎることも

• 塾に通う場合、移動時間がさらにかかる

電車やバスの遅延リスクが高まる

• 遅刻が増えると、学校生活にも影響が出る

理想の通学時間は「片道45分以内」

中学受験を経験した家庭の口コミを見ても、「片道45分以内」を目安にしている人が多いです。

また、通学時の乗り換え回数も重要です。

乗り換えなし or 1回までが理想的

乗り換えが多いと遅延や混雑でストレスが増す

通学ルートは、必ず事前に確認し、実際に通学シミュレーションをしてみましょう。

5. 進学実績や卒業後の進路はどうなっているか?

学校選びの際、卒業後の進路もしっかりチェックしておきましょう。

「大学附属」か「進学校」か?

中学受験の学校は、大きく分けて次の2タイプに分かれます。

学校の種類 特徴 こんな子におすすめ

大学附属校 高校・大学まで一貫教育。受験なしで進学できる 受験のプレッシャーなくのびのび学びたい

進学校 中高一貫で大学受験に向けてハイレベルな授業 難関大学を目指したい

例えば、早稲田・慶應・青山学院などの附属校なら、大学受験なしで進学できるので、受験ストレスが少なくなります。

一方、開成・筑駒・桜蔭などの進学校は、東大・京大・医学部を目指す生徒が多く、ハードな勉強環境になります。

どちらが良いかは、子どもの将来像家庭の教育方針によって変わります。

具体的な志望校の選び方

「偏差値だけでなく、いろんなポイントを見るべき」と言われても、具体的にどうやって選べばいいの?と迷うことも多いですよね。

ここでは、失敗しない志望校選びのステップを紹介します。

学校の情報を集める(説明会・文化祭・口コミ)

① 学校説明会に参加する

学校説明会は、公式HPだけではわからないリアルな学校の雰囲気を知るチャンス!

チェックすべきポイント

• 先生の話し方や熱量はどうか?

• 在校生は楽しそうにしているか?

• 授業の進め方や評価基準はどんな感じか?

💡 ポイント

説明会では「質問タイム」を活用しよう!

「宿題の量は?」「補習はある?」など、気になることをどんどん聞いてみると◎

② 文化祭やオープンスクールに行く

文化祭では、生徒たちの素の姿を見ることができます。

チェックすべきポイント

• 先輩たちは活き活きしている?

• 生徒主体の活動が多いか?

• 先生と生徒の距離感は?(フレンドリー?厳格?)

💡 ポイント

「生徒が主体的に運営しているか?」をチェック!

受け身の学校より、主体性を育てる学校のほうが成長できる。

③ 口コミを調べる(在校生・卒業生・親の意見)

ネットの口コミサイトだけでなく、実際の在校生や卒業生の話を聞くことが大切です。

口コミの探し方

• 先輩ママ・パパに話を聞く

• 塾の先生に「実際の評判」を聞く

• 学校の公式SNSをチェックする

親ができるサポートと注意点

「親の希望」と「子どもの本音」をすり合わせる

親が「○○中学に行かせたい!」と思っても、子ども自身が納得していないと、入学後に苦しむことになります。

子どもに聞いてほしいこと

• 「この学校、どう思う?」

• 「6年間通いたいと思える?」

• 「文化祭の雰囲気、好き?」

無理に「偏差値の高い学校」を勧めるのではなく、子どもが「ここに行きたい!」と思える学校を選ぶことが大切です。

まとめ~志望校選びで最も大切なこと

中学受験の志望校選びは、偏差値だけでは決められない!

 チェックすべきポイント

1. 教育方針・カリキュラムは合っているか?

2. 校風や雰囲気は合うか?

3. 部活動や課外活動が充実しているか?

4. 通学時間・アクセスは問題ないか?

5. 進学実績や卒業後の進路はどうか?

 志望校選びの流れ

1. 学校説明会・文化祭で実際に見てみる

2. 在校生や卒業生の口コミを調べる

3. 親子で話し合い、子どもの意見を尊重する

偏差値だけを重視すると、「思っていた学校と違った」と後悔することもあります。

実際に学校説明会や文化祭に参加し、在校生や卒業生の話を聞くことで、より具体的なイメージを持つことができます。

親の意見だけでなく、子どもが「この学校に通いたい」と思えるかどうかを大切にすることが、成功する志望校選びの鍵です。

ぜひ、じっくりと時間をかけて、お子さんに合う学校を見つけてください。

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